「お待たせいたしました。
お一人ずつ講評です。

まずウィンディさん。
21世紀に希望を与える前向きの歌詞は、
非常に良いと思います。
ただ、自由と平等の国アメリカなのに、
男子・女子と出だしで
わけるのはいかがなものかと思います。
オバマ氏が大統領に当選したきっかけは、
白人・黒人・ヒスパニック・アジア系・
富裕層・貧困層・男性・女性・若い人・老人と
幅広く、わけ隔てなく支持を獲たからです。
そういう意味では、出だしが
マイナス評価にどうしてもなってしまいます。


「続いてフックさんです。


父や母の歩んでいた道より厳しい苦難が
待ち受けていてもそれを乗り越えようとする
具体的なメッセージを含んだ歌詞です。
真の自由や平等を訴えるなど
堂々としたところもいいですね。
ただ、アメリカらしい銃を捨てるとなると、
その国の文化も180度変えないといけないですね。
今のアメリカにそのような風土はあるのでしょうか?
銃を捨てるための、象徴的な歌詞の方が
よかったのかもしれませんね。」

「シャルロットさんは歌詞全体から、素敵な世界の
イメージが膨らみます。
「光の矢が街射し」など、新たな
世界の創造させるとてもよい歌詞だと思います。
ただ、三人寄れば文殊の知恵など、
日本語のことわざが、
アメリカ国家に妥当でしょうか?
また、白いハトなど、少し象徴性は
あるものの具体的なメッセージに
かけるのではないかと思います。」

「kageさんは笑顔やつらくても未来はあるなど、
将来に向けた前向きのメッセージを
強く感じることができました。
とてもわかりやすい歌詞で、
小さなお子さんでも歌えそうな歌詞ですね。
 でも、その反面、少し、チープな
印象を受けます。
「そんなきみを 見てるだけで
あふれてくる ぼくの笑顔も」
なんか、安っぽいラブソングではないでしょうか? 」


     

「ということで、4人の皆様の
アメリカ国家を拝見させていただきました。

今までのSAKUGEでは、
私が審査員になることはありませんでした。
私自身も、今までの審査員の方々の
苦労を身にしみて体験させていただきました。

正直、迷いました。
ニューアークへ連れていけるのはたったの2人。
その2人を責任を持って選びたいと思います。

まずは、1位通過
・・・


この歌詞は、堂々としており
本当にアメリカ国歌らしい印象を受けました。
メッセージ性も強くあり、歴史を作り上げていく
人類の希望を含んだ歌詞だと思い感銘を受けました。



第1位は・・・」