「というわけで、4人の歌が
でてきたわけですね。」
「4人が4人ともこれまでの
旅の経験を生かして
それを一つの歌という形にまとめました。」
「あらかじめ申し上げますが、
今回、ただ一人の審査員である
SAKUさんには
誰がどの歌を作ったかを
まったく知らされておりません」

「先ほどのページではSAKUさんが
司会をしてましたが
実はSAKUさんはヘッドフォンをしてまして
審査の段階で初めて
歌詞とこの曲を作ったポイントに
目を通しております」
「でも、きちんと受け答えしてませんでしたか?」
「あ、あれは生返事w」
「なんですとΣ( ̄□ ̄;」
「それではせっかくですので
私たちもこの歌詞を一つずつみて
みましょうか」
「ちなみに、これはくげさんの主観であり
審査対象外ですので
あしからず」
「最初はウィンディさんからです」



ああ惑いし 男子共
(ああまどいし おのこごども)
その手にある 力は何ぞ
(そのてにある ちからはなにぞ)
ああ憂いし 女子共
(ああうれいし おみなごども)
心にある 希望は何ぞ
(こころにある きぼうはなにぞ)
前へと行け 立ち止まるな
(まえへとゆけ たちどまるな)
塞ぎ込む 暇は無し
(ふさぎこむ いとまはなし)
強き望みならば さぞや叶う
(つよきのぞみならば さぞやかなう)
汝の未来 光溢る
(なんじのみらい ひかりあふる)

「なんだか難しい言葉が
多いですね(^^;」
「良く言えば王道、悪く言えば古臭い
とでもいうべきなのでしょうか?」
「歌詞自体はストレートですね。」
「と、こんな感じで、くげさん視点で
ご紹介していきます」
「続けてフックさんの歌です」

作詞:フック

さあ 踏み出そう 新たな道
進めるはず 我々ならば

父や母が 歩んできた
その道より 険しかろうとも

真の自由 真の平和
世界中 広げるため

いま 我々は この銃を棄てて
気高き旗を 高く掲げる



「スタンダードなナンバーですね。」
「ウィンディさんの歌と同じ路線では
あるものの、よりわかりやすくて
好感がもてます」
「ただ、スタンダードなぶん
変化球のもので際立つものがあれば
評価は厳しくなるかもしれませんね」
「そしてシャルロットさんです」


作詞:シャルロット

空を仰ぎ 目を細める
白い鳩が 二羽飛び並ぶ

光の矢が この街射し
一面同じ 茜に染まる

三人寄れば 文殊の知恵
果てしない 未知を拓く

心通わせば 不可能などない
手と手をつなぎ ともに歩む


「色々と深いと思いますね。
情景が浮かんでくるようです」
「くげさんの勝手な解釈ですが
三人寄ればとは黒人、白人、ネイティブアメリカン
じゃないかと。
それをあらわしているのであれば
ことわざじゃなければポイントが高かったと思います。」
「全体的にまとまっているので
より三人寄れば文殊の知恵が
浮いて見えるのが残念です」
「最後にkageさんです」

作詞:kage

少しだけの しあわせでも
かがやいてる きみの笑顔が

そんなきみを 見てるだけで
あふれてくる ぼくの笑顔も

悲しくても 明日は来る
つらくても 未来はある

きみとぼくでいま 水をあげようよ
笑顔の花を そだてようよ 


「国歌というよりもなにか
Jポップに近いですね。」
「他に比べると軽いというか
ボーダーレスな歌といいますか」
「あの荘厳なBGMにはたして合うかどうか」

「というわけで、好き勝手に
色々と言ってみました(^^;」
「これはあくまでくげさんの主観で
SAKUさんの評価とは
一切関係ございません。」
「さぁ、SAKUさんそろそろ
結果が出たようです」
「いったいどうなっているでしょうか?

SAKUさーーーーん」